あわの歯科通信

花粉症と歯周病

今年も花粉の時期がやってきました。

2023年の花粉飛散量は、2022年よりも多くなると言われていますね。

花粉症の主な症状‘’鼻水・鼻づまり”は、お口にとって一番の大敵です!

鼻が詰まると鼻呼吸ができなくなり、口で呼吸することが多くなります。

すると、お口の中の水分が蒸発しやすくなって、口の中がカラカラに乾燥してしまいます。

また、花粉症のお薬には唾液の分泌を抑えてしまうものが多くあるため、お薬を飲むとさらに口の中は乾燥した状態になります。

お口の中が乾燥していると唾液の浄化作用も十分に働かず細菌が繁殖しやすくなりますので、その結果、歯の周りに歯周病の原因である歯垢(プラーク)がつきやすくなります。

歯垢(プラーク)の中には無数の細菌が住んでおり花粉症の時期は、いつもより歯周病(歯肉炎・歯周炎)になりやすいのです。

今年も花粉の時期を一緒に乗り越えましょう。

 

定期検診でお待ちしてます!

寺井