あわの歯科通信

歯磨きをしていても虫歯になってしまうのはなぜ?

きちんと歯磨きをしているのに虫歯ができてしまう。というお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
歯磨きをしているのに虫歯ができてしまう場合に考えられる理由にはいくつかあります。

●歯磨きの仕方が間違っている
虫歯は歯垢が溜まる場所にできます。その場所を意識せずに漠然と磨いていると、歯垢が落ちずに、そこから虫歯ができてしまいます
●糖質の取りすぎ
間食が多かったり、砂糖入りの飲み物を頻繁に摂ったりしていると、虫歯菌が酸を作り出し、虫歯を作りやすくなります。
●歯並びの問題
歯並びが重なっていると、その部分の汚れが取り残されて虫歯リスクが高くなります。
●詰め物や被せ物が多い
詰め物や被せ物が入っているところは歯との境目にどうしても汚れが溜まりやすく、そこから虫歯ができやすくなります。
●唾液が少ない
唾液が少なくなると、お口の自浄作用が落ち、虫歯ができやすくなります。
●歯茎が下がっている
歯周病や加齢によって歯茎が下がると、歯根が露出します。その部分はエナメル質に覆われていないため、虫歯ができやすい場所です
●歯の質が弱い
歯の質、唾液の性質などによっても虫歯のなりやすさは変わってきます。

虫歯になりやすい方は特に、定期的なクリーニングやブラッシング指導が効果的です。
また、ご自分ではなかなか原因が特定しづらいため、虫歯になりやすい、という方は一度歯科で相談してみることをおすすめします。

松下